犬と猫のための愛情クリスマスレシピコンテスト2022
入賞作品
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五色の前菜とラムチョップのソテー
材料
・ラムチョップ 200g
・ブロッコリー 30g
・クコの実 6粒
・かぼちゃ 45g
・かぶ 30g
・黒ごま(炒り) 2g
・はちみつ 2g
・ローズマリー(ドライ) 少々
カロリー
約624Kcal
作り方
(1)クコの実を水につけておく。柔らかくなったら細かくみじん切りにする。
(2)ラムチョップを常温に戻し、軽く砕いたローズマリーをラムチョップにまぶしておく。
(3)ブロッコリー、かぼちゃ、かぶを調理しやすい大きさにカットし、火を通す(茹でる・蒸すなど)。火が通ったら消化しやすい大きさにカットする。
(4)すり鉢で黒ごまをすり、はちみつを加えて混ぜる。
(5)熱したフライパンでラムチョップを焼く(油はひかなくてOK)。
(6)お皿などに盛り付けて完成!
※ラムチョップは、肉を骨から剥がして食べやすい大きさにカットして与えてください。
※写真の前菜は見栄えのため、一部実際より少ない量で盛り付けをしています。
こんなパートナー向けのレシピです
マルプー、4歳、メス、4.7kg
※対象動物にとって2日分
レシピのこだわり・込めた想い
今年愛犬が5歳の誕生日を迎えた時に「もう5歳かぁ、あっという間だな・・」と月日の流れの早さをしみじみと感じました。あと数年したらシニアと呼ばれる年齢に。いつまでも健やかに長生きして欲しいと願います。
中医学では五臓の「腎」に生命力の源が蓄えられているとされています。そんな腎の働きが弱まるとエネルギー不足を始め、耳が遠くなる、足腰が弱まる、白髪や抜け毛が増える、骨がもろくなるなどの老化現象が見られます。
冬は腎が活動的になり、腎への負担が大きくなる季節です。そして腎は冷えが苦手でもあります。そのため、腎を養うことが冬の食養生の基本です。
また、中医学でいう五臓(肝・心・脾・肺・腎)はそれぞれが互いに助け合ったり、抑制し合ったりしてバランスを保っています。これらの五臓にはそれぞれに影響を与える「五色」と呼ばれる色があり、例えば「肝」を養生するには青い(緑)食材を食べると良いとされています。
今回は、腎を冷やさないように体を温める食材や腎を養う食材を中心に、五色の食材を取り入れて五臓全体を養うちょっと欲張りなクリスマス薬膳を考えてみました。
暮れの忙しい時期なので調理法はシンプルに。味をつけて人用にアレンジをすれば、愛犬と一緒にクリスマスのごちそうを楽しむことができますし、私たちも養生ができます。愛犬のためにも私たちの健康も大切ですよね。
腎を養う食養生でしっかりエネルギーを蓄えて、ずっと元気で幸せな毎日を過ごして欲しいなと思います♪
【ラム肉】腎を補うので、足腰の冷えや痛みに有効です。お腹を温め、冷えによる腹痛や食欲不振の改善に役立ちます。冷え性の緩和や疲労回復におすすめの食材です。
【ブロッコリー】青い(緑)食材は「肝」を養います。五臓の働きを補い、虚弱体質や老化予防におすすめの食材です。胃弱や食欲不振にも効果的です。
【クコの実】赤い食材は「心」を養います。気血を補って生命力を高めます。視力減退、足腰の虚弱、滋養強壮や疲労回復におすすめです。肺を潤す作用もあるので慢性の咳や便秘にも役立ちます。
【かぼちゃ】黄色い食材は「脾」を養います。脾の働きを高めて気を補うので疲労回復に効果的です。血行を促進して体を温める作用もあるので冷え性の改善にも役立ちます。
【かぶ】白い食材は「肺」を養います。五臓を補うかぶ。お腹を温め、冷えによる腹痛や消化不良の改善を促します。また、潤いを補って咳や痰を鎮める作用もあります。
【黒ごま】黒い食材は「腎」を養います。黒ごまは血や生命力を補い、滋養強壮や老化防止に効果があります。黒ごまとはちみつのペーストは中国では不老不死の妙薬ともいわれています。
【はちみつ】肺や皮膚、腸に潤いを与え空咳や乾燥肌、便秘の改善を促します。消化吸収がよく、胃腸の働きを高めるので食欲不振や疲れたときの体力回復にも効果的です。
【ローズマリー】体を温める作用があり、血行促進や消化促進が期待できます。血行促進には羊肉との食べ合わせがより効果的です。また、脳の働きを活発にして、記憶力や集中力を高めるといわれています。抗酸化作用が高いので「若返りのハーブ」とも呼ばれています。 ※妊娠中やてんかんのある犬への使用は避けてください。
出品者
あぷりこっとVer.2