犬と猫のための愛情クリスマスレシピコンテスト2022
入賞作品

コッカプー　１４歳　8.9kg　
年齢と共に腎臓の数値が気になってきています。様々なケアの他に、手作り食やハーブで栄養バランスをとり、お薬を使わず良い状態を維持しています。

※対象動物にとって約3日分

家族で過ごすクリスマスも、今年で１４年目になりました。またこうしてみんな揃って、笑顔で食卓を囲める幸せを、心からありがたく思います。

いつも無償の愛をくれるパートナーと、家族への感謝を込めて、『みんなで過ごすあたたかいクリスマス』をテーマに、お肉のケーキをつくってみました。

リースの形は、みんなでテーブルを囲む和やかさを表現しています。このケーキをみんなで眺めた時に「嬉しさ」や「幸せ」、「あたたかさ」を感じ、わぁ～！と思わず笑顔になるように。これからもずっと、こんなふうにみんなで過ごせますようにと願って、心をこめてつくりました。

食材としては、パートナーの腎臓のケアのため、お肉は上質の赤身を選び、あまりたんぱく質が多くなりすぎないように配慮しました。畑で採れたじゃが芋をすりおろして加えることにより、口あたりやわらかでシニアのパートナーでも消化しやすいのもポイント。ほくほくのお芋の風味がとても美味しいケーキに仕上がったと思います。

さらに、勉強したことを実際にいかすため、薬膳を取り入れた食事作りをしています。腎に帰経がある「玄米」はそのままだと消化しにくいので粉末のものを。腎の機能を補う黒い食材「黒ごま」も消化が良いようにすりごまにして。シニアになり、できものが出来やすくなってきたので、代謝を助ける「小豆」もパウダーのものを。少し脾が弱い傾向にあるので、脾と胃の働きを高める「じゃが芋」、気を補いまけない身体をつくる「舞茸」、１４歳を過ぎてもドッグスポーツの大会でずっと元気に走れるように、足腰を丈夫にする「牛肉」など、もともと持っている身体の力をさらに高め、また良いバランスがとれるように食材を選びました。

『食べたもので身体はできている』ということを、家族への食事作りをとおして実感しています。これまで大きな病気ひとつせず、いつもまっすぐな笑顔をくれるパートナーへの感謝をこめて…。いつもそばにいてくれること。毎日ごはんをつくってあげられること、それを美味しそうにもぐもぐ食べてくれること、要らないものがちゃんと出てきてくれること。今年も家族揃って幸せなクリスマスを過ごせることに、ありがとうございます。