犬と猫のための愛情クリスマスレシピコンテスト2022
入賞作品

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パイナップルソースTOFUハンバーグ

材料

・豚肉(赤身モモ) 100g
・白菜 30g
・人参 20g
・高野豆腐 1枚(15-17g)
・ひじき 10g
・卵 1個
・無調整豆乳 50cc
・クコの実 5粒
・菜種油 適量

<パイナップルソース>
・ドライパイナップル 1枚(約17g)
・無調整豆乳 50cc
・水 100-150cc
<飾りつけ>
・ブロッコリー 適量
・パセリ 適量 

カロリー

336Kcal

作り方

(1)赤身が多めの豚肉(モモ)をフードミキサーや包丁で細かく刻む。
(2)おろし金で高野豆腐をすりおろす。
(3)白菜、人参、ひじき、クコの実をあわせてミキサーや包丁で細かく刻む。
(4)卵と豆乳を混ぜ合わせる。
(5)ボウルに(1)から(4)の順に入れて粘りが出るまでしっかり混ぜる。
(6)混ぜ合わせた材料を4等分にする。手のひらに少量の菜種油を塗ってタネを好みの形にする。
(7)フライパンに少量の菜種油を入れて、温まったらハンバーグのタネを入れる。片面に焼き色が付いたら裏返して、ほんの少し水を入れ蓋をして蒸し焼きにする。
(8)ソースを作る。ドライパイナップルを細かく刻んでおく。分量の豆乳、水を合わせて鍋に入れ中火で温める。とろみがついたら火を止めて、ソースが冷めたら刻んだパイナップルを加えて混ぜ合わせる。
(9)皿にハンバーグを盛り付けてソースをかける。飾り付けのブロッコリーやパセリを添える。

こんなパートナー向けのレシピです

皮膚疾患のあるトイプードル、11歳、メス、3.3kg

※対象動物にとって2日分(1日2食の場合)

レシピのこだわり・込めた想い

いつもは肉、野菜、米を2:1:1位で煮込んだものをよく作っていますが、X’masなので飼い主も同じレシピで食べられるものを作りたいと思いました。ハンバーグの要は飴色タマネギですが犬には禁忌。白菜で水分を補いつつ、乳化作用のある高野豆腐をすりおろして加えました。
南村先生の本で、パイナップルにはたんぱく質の消化を助ける酵素作用があると知ったので、豆乳と合わせたソースにしました。こちら、ヒト用にもオススメです。
愛犬は皮膚の乾燥があり、痩せ型で四肢が冷えやすい血虚タイプです。血を補う作用のある食材としてカルシウム、鉄分が豊富なひじきやβカロテンを多く含む人参、ビタミンCも豊富なブロッコリーを添えることで彩りもプラスしました。
これまでペットの栄養学に興味はあったのですが、ドライフードに蒸し野菜をトッピングして与えるくらいでした。ペットフーディスト養成講座を受講し、薬膳にも目を向け始めたのをきっかけに、高齢になってきた愛犬とこれからも共に心地よく暮らしていきたいという願いを込めて、手作り食に切り替える決心をしました。
ヒトに良いものが必ずしも犬や猫に適しているわけではないので、資料を読んだりネットで調べながら試行錯誤する毎日ですが、「それは私のごはん?今日は何を作っているの?」と言っているような表情をみると、やめられないな~って感じです。
愛犬と過ごす時間を大切にしながら学びを深めていきたいと思っています。

出品者

それゆけマルシー