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2021年04月29日(木)

学生さんへ

連休におすすめ!愛犬が喜ぶ 手作りごはん&おやつ にチャレンジ

学生の皆さん、こんにちは。ペットフーディスト養成講座、事務局の日笠です。

本コーナーでは、ペット業界を目指す学生さんに特化した情報をお届けします。

 

愛犬のための手作りごはん&おやつ

せっかくの大型連休でも外出がしにくい今、「おうちで楽しむ」選択をする方も多いと思います。
今年はお家で何をしますか?

実はここ数年、犬や猫の手作りごはん や 犬の薬膳 に興味をもつ飼い主さんが急増しています。

毎日手作りごはんを作っているベテランさんもいますが、多くの方はドライフードにトッピングするためのごはんを作ったり、おやつを作ったりと、気軽にスタートするところから始められます。

 

おうち時間を活用して、手作りごはんやおやつを作ってみませんか?

今回は薬膳の知識を取り入れた簡単に作れるレシピを、講座テキストと愛犬のためのホリスティック食材事典から紹介します。

 

春野菜ちらし (約318kcal)

春野菜ちらし

【 材料 】

・鶏ササミ 110g
・白飯(炊いたもの) 80g
・キャベツ 15g
・アスパラガス 15g(1本)
・ニンジン 30g
・春菊 2g
・菜種油 小さじ1
・黒酢 小さじ1

 

【 作り方 】

1)鶏ササミを、かぶるくらいの熱湯で火が通るまで茹で、細かく切る(茹で汁のアクを除いておく)
2)キャベツ、アスパラガスは1の茹で汁でサッと茹で、食べやすい大きさに切る
3)ニンジンは細切りにしてから2の茹で汁で茹で、細かく刻む
4)春菊は水でよく洗い、3の茹で汁でサッと茹で、水気を絞って刻み、数滴の菜種油をまぶしておく
5)1と2と3を黒酢で和える
6)温かい白飯に残りの菜種油を混ぜ、5を混ぜる
7)器に盛り、春菊をのせて、できあがり


【 解説 】

■鶏ササミ
冷えた体を温め、肝の機能低下による嘔吐やゲップを抑える効能があります

■白飯(うるち米)
気を補い、お腹に優しい食材です

■キャベツ
緑色食材で肝に帰経があり、健胃の効能があります

■アスパラガス
緑色食材で肝に帰経があり、春が旬です

■ニンジン
肝に帰経があり、春が旬です

■春菊
肝に帰経がある緑色食材で、理気作用で滞りがちな気を改善します

■菜種油
肝に帰経があり、解毒作用など、肝の機能を助けます

■黒酢
酸味で肝に帰経があり、解毒作用など、肝の機能を助けます

 

いちごときゅうりのヨーグルト寒天 (約60kcal)

いちごときゅうりの寒天ヨーグルト

おやつですので、パートナーの必要カロリーに合わせた量で与え、ごはんの量を加減してください。

【 材料 】
いちご      40g
キュウリ    40g
ヨーグルト(無糖) 60g
ミント 少々
水        200ml
粉寒天      2g

 

【 作り方 】
1)鍋に水と粉寒天を入れて火にかけ、よく混ぜる。沸々と湧いてきたら中火にして1分程度混ぜながら粉寒天をしっかりと溶かして火を止める。
2)いちごはヘタを取り、食べやすい大きさに切る。
3)キュウリは細かいさいの目に切る。(パートナーが消化できる大きさ)
4)ボウルにいちごとキュウリ、ヨーグルトを入れてよく混ぜる。
5)4のボウルに粗熱を取った1の寒天液を入れて、よく混ぜる。
6)5を器に入れて冷やし固める。
7)固まったヨーグルト寒天を器に盛りつけ、ミントを添えてできあがり。


【 解説 】
清熱作用のあるいちごときゅうりを使用したデザートなので、これから暑くなる時期にもピッタリのおやつメニューです。果物の食べ過ぎは果糖が気になりますが、きゅうりなどの野菜と一緒におやつとして与えると糖質摂取を抑えることができます。
きゅうりの消化が気になる場合は、すりおろして与えてくださいね。

 

はじめてポイント

・消化吸収しやすいように食材を細かく刻んだり、フードプロセッサーを使ったりと調理方法を工夫しましょう。

・はじめて食べる食材は愛犬の体質に合うかどうかがわかりません。少量で与えて、体調に変化がないか様子をみるようにしましょう。食べきれない分は冷凍保存したり、味付けをして他の家族(人)が食べると無駄がありません。

・季節の変わり目などは、お腹がゆるくなりやすい時期でもあります。便が緩い時は新しい食べ物を与えることは控えましょう。

・トッピングやおやつを追加した分は、主食を減らして調整します。総合栄養食のペットフードを与えている場合は、10~20%以内に収まるようにしましょう。

 

手作り食実践者が知っておかないと損する基礎知識と薬膳が学べます

ペットフーディスト養成講座では、犬の手作り食に必要な基礎知識はもちろん、犬のための薬膳も学べます。

薬膳と聞くと「難しそう」という印象が持たれがちですが、身近な食材も活用できる「薬膳のルール」と「犬の体質を見極める方法」などをテキストとスクーリング(自由参加)で基礎から学べるので安心です。

季節ごとのよくある不調と、それに対応する食材選び方が添えられたレシピは、食材や調理法を変えるだけでアレンジが可能。

レシピを自作することで、食材ごとの効能をふまえて作るスキルが身に付きます。

充実のテキストを手に入れたら、おうち時間を活用して「犬猫の食の専門家 ペットフーディスト」を目指しませんか?

 

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