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2024年07月01日(月)

セミナーレポート

保護犬セミナー、開催しました

6月21日、日本アニマルウェルネス協会主催で『保護犬に光を当てるトレーニング論セミナー』をオンライン開催しました。

当セミナーは、保護犬と接点を持ち関わり方を考えることで、保護犬はもちろんあらゆる犬と「いかに向き合うべきかのヒントを得る」というテーマで開催し、90名近くの方に参加いただきました。

講師は、ヒューマン・ドッグトレーナーとして活躍中で、ホリスティックケア・カウンセラー養成講座のカリキュラム「犬と猫を知る/犬と猫のストレスを知る」の講師でもある須崎大先生。保護犬カフェの運営とそこで暮らす犬たちのトレーニングに関わる須崎先生ならではのメッセージが込められた内容でした。

 

心に残ったのは、

「犬が考えていることを知るための知識を持とう。その上で1頭1頭を深く観察し、理解しよう」「犬を【犬という1つのグループ】としてとらえるのではなく、1頭1頭、その子にアプローチし考えよう」ということ。

 

行動問題がある保護犬の、「なぜその行動をとるのか?どうしたら、より人に愛される家庭犬にしてあげられるか?」を考えるときもそうで、「保護犬用のトレーニングプログラム」(保護犬だからこうする)というものがあるわけではない。ただし、保護犬の場合は、生い立ちや過去の経験、年齢、犬種などがわからないという難しさはあるため、数少ない情報から想像し、一般的なアプローチではなくあらゆる可能性を見出すトレーニングプログラムを組み立てて実行する必要があるとのこと。

 

セミナー開催後のアンケートでは、

◆「保護犬」に対し偏った先入観やかわいそうだから何かしてあげなければ、という使命感のようなものを持ち過ぎていた自分に気が付くことができました。より広い視点で「犬」そのものをよく観察し、寄り添うことが重要だと気づかせていただきました。

◆「保護犬=希望に満ちた犬」という捉え方にはっとさせられました。いま会社で保護支援を行いたいと動いていたので、今回の内容は大変勉強になりました!

 

など嬉しいご感想をいただきました。

大勢の皆さまにご参加いただきましたこと、心より感謝いたします。また、改めて須崎先生、ありがとうございました。

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当講座では、資格取得後の皆さまにも、ペットのお仕事に役立つ知識をセミナーやWEBコンテンツなどさまざまな形でお届けしています。

 

 

 

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