修了生の声

ペットフードのカウンセリングサロンを開業準備中。食事で悩んだ経験を伝えたい

ペットフードのカウンセリングサロンを開業準備中。食事で悩んだ経験を伝えたい

石井晶子さん【9期生】

ペットフーディスト資格取得のきっかけ

以前働いていたペット用品店での接客と、愛犬がきっかけです。

そのお店では、服、ペットフード、おやつ、デンタルケア用品などを取り扱い、私は販売の仕事をしていました。
そこで気づいたのは、食事に関するお悩みを持つお客様が多いこと。「うちの子がフードを食べない。どのフードだったら食べるのか」「人用のはたべるけど、犬用のごはんは食べない」「涙焼けを食事で改善できるか」といった質問を日々受ける状況でした。

実は、保護犬出身の私の愛犬も、かつて食べムラや消化器トラブルが多く悩んでいました。もともとブリーダーに育てられていたものの、売れ残ったために放置されていた子なのですが、それが原因なのか、ごはんにもおやつにも興味を示さなかったのです。保護団体から我が家に来たときは、10ケ月齢で体重がわずか1.5㎏、右の後ろ肢もパテラが進行し3本肢で歩いているようなひどい状況でした。

そこで、本を読んだり、かかりつけの獣医師やトリマーに聞いたり、ペットフードの勉強をしている人に教えてもらったりしながら知識を増やし、地道な食事ケアに取り組みました。ペットフードを温めたカツオだしでふやかし、1日5回に分けて少しずつ与えたり、トイレトレーニングのごほうびにペットフードを使ったり、フードをお芋で包んだり。少しずつ食事を受け入れてくれるようになり、2年かけてやっと1日2回食になったのです。

接客では、その知識と経験をお伝えしていたのですが、「もっと専門知識があれば、よりご要望にこたえられるのではないか」とも感じていました。また、愛犬がシニア期に入り、食事の悩みはかなり改善されたものの、若い時期に充分な栄養をとれなかったことから、歳をとった時にその影響が出てくるのではと不安がありました。食事の専門的な知識を得て、より適切な食事で体のサポートをしっかりしたいと考えるようになり、ペットフーディスト養成講座を見つけ、受講しました。

受講後の感想

講座のテキストには「そうそう、これが知りたかった」ということがたくさん載っていました。集中して読み進められ、1ケ月後には知識をノート1冊にまとめ終わっていたほどです。特に面白かったのは「薬膳」です。自分にとって初めての分野であり、出会いを感じました。


さっそく、今の愛犬と実家の愛犬に学んだ知識を使ってみました。毎日体質チェックを行ったり、今与えているペットフードが体に合っているかを確認したり。実家の母と電話しながら、ケアを楽しく試していくことができました。実家の愛犬も長く食べムラで悩んでいたため、「もっと早く知識を持っていたら、食事を無理強いすることもなかったかもしれない」と感じています。

今後の目標や抱負など

今は、自宅でペットフードのカウンセリングを行うサロンを開業するため準備しているところです。
特に、仕事での経験上「どんなペットフードを与えたらいいのか」を悩んでいる人が多かったため、自分がお答えできる場を作ることができればと思っています。

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ペットフードサロン✴︎mimosa✴
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