修了生の声

誰もがペットの食事相談を受けられる世の中に

誰もがペットの食事相談を受けられる世の中に

山口 真希さん【1期生】
職業/ペットの栄養相談サービス

愛犬の病気で実感した、食事の大切さ

今、3歳の愛犬は、ペットショップから購入しました。そのショップ曰く、「当店が指定したペットフードを10年与えた場合には生体保証が付く」とのこと。そのフードは、自信を持って食べさせてもいいものか不安があり、また開封後のにおいも気になっていたため、「本当に大丈夫かな?」と思いながら与え続けていました。また、愛犬はうちに迎えた時からずっと嘔吐下痢が続いており、そのフードをあまり食べてくれない状態。その後、いろいろなフードを試してみましたが、状況は改善しませんでした。


さまざまな検査の末、判明したのは「アジソン病」。命を落とす一歩手前での診断でした。なかなか獣医師も判断がつかない病気だったようです。

 

そんな時、お世話になっているトリマーさんに「こういうのがあるから学んでみない?」とペットの栄養管理を学ぶ、とある講座を教えてもらいました。病気が見つかってから、良い食事・悪い食事があることを知ったり、時々手作り食を与えたり、食事の大切さを実感し始めた頃だったのですぐ受講することに。

 

最初に学んだその講座は、獣医療と療法食に特化した内容でした。「アレルギーの子だったら療法食が厳しい時もある。手作り食についても学びたい。」と思っていた頃、ペットフーディスト養成講座に出会い、知識を補えればと、続けて受講しました。受講後に参加したオンラインスクーリングでは、テキストを読むだけでは進まない理解がスムーズに進みました。口頭での説明はとても分かりやすかったです。

 

飼い主さんが、時間を気にせず相談できるサービスがあったら

2つの講座で食事について学ぶうち、こんな風に考えるようになりました。
獣医師は忙しいため、「健康だけど肥満が気になる、といったことを相談するのは申し訳ない」と思う飼い主の方は多い。また、獣医師でも食事に詳しくない方は多く、受付時に動物看護師に相談する程度で終わっている人もいる。だったら、「時間が取れ、専門的に相談できる相手」が必要なのでは?と。

 

そこで、今準備中なのが、ペットの栄養相談サービス「ちびちゃんの食育」です。
私の地元は、まだまだこういうサービスがあることが知られていない地域ではありますが、動物病院などへチラシを配布したりしながら、利用していただける方を増やしていきたいと考えています。

 

山口真希様

 

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